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社内スコアとクレジットスコアの関係

ところで、こうした信用の基準になるのが、その人の勤務状況、家族構成などを勘案してだされるスコアリングである。銀行やカード会社は住宅ローンやクレジットカードの審査を行なうときに、属性に応じて1~20点の点数をつけて合計点で評価している。これを社内スコアリングという。一定の点数以上を取るとローンを利用したりカードの発行を許可されまた、限度額もそれに応じて設定される。ただし、このスコアはその銀行やカード会社内だけで使われるもので、同業他社や一般社会で使われることはない。

一方、米国では、カード会社内のスコアリングの他に、信用情報機関に集まるクレジットヒストリーを加工して、クレジットスコアという、別の点数制度も普及している。これは最低300点から最高850点までの幅があるもので、点数が高いほど信用力があるとされ、金融機関だけでなく、社会一般で自らの信用の証として積極的に使われている。米国ではこのクレジットスコアが広まっているが、日本ではまだインフラが整備されていないために、一般化していない。しかし、このクレジットスコアはこれからの金融サービスを受ける際にはなくてはならないツールになるといわれており、貸金業法改正を機会に日本への導入が検討されている。

社内スコアリングとクレジットスコアの関係は、学カテストと比較するとよく分かる。スコアリングはあくまで、カード会社内部の指標であり、その数字が外部で使われることはない。学校内での模擬献験の偏差値という位置づけだ。それに対して、クレジットスコアは、金国共通試験によって得られた受験生共通の偏差値といえる。最高900点を頂点とする成績の序列で、800点以上が旧帝大への受験資桁があるとみなされており、各人の大学受験の目安として利用されている。それによく似ており、クレジットスコアも最高850点、最低300点の間で信用の格付がなされ、米国社会でさまざまな機会に信用証明として活用されている。






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