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カスケード方式にみる格差時代の金融サービス

その格差がカスケード方式に端的に表れている。カスケードというのはスペイン語で、階段状に何段にもわたって流れ落ちる滝のことをいう。それをワンストップの金融サービスに当てはめた言菜だ。

最上階のたまりは信用力の高い人向けでここには豪華なサービスがいろいろと用意されている。そこから流れ落ちた滝は二番目のたまりを作る。そこには中程度の信用力の人向けのサービスがある。さらに、流れ落ちた滝の水は三番目のたまりを作るがそこは信用力の低い人向けのサービスが用意されている。

たとえば、ある銀行で融資の申し込みをすると、優良顧客で信用力の高い人は最初の段階で留められて手厚い特典を提供してもらえる。一方、信用力の低い人は二段、三段の滝を下って、その人に合った粗末な特典を提供されるのだ。信用の度合に応じて特典内容を変えて対応するというこのやり方なら、金融機関は効率よく仕事を進められ、収益があがる。しかし、ここには、明確な貧富の格差が誕生している。上流の人たちには素哨らしいサービスが用意されるが、下流の人たちには、儲けにならないこともあって、粗末な、おざなりとしか思えないサービスしか提供されない。この「勝者と敗者」の傾向はますます強くなっている。






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